風邪とは、感冒や耳鼻咽喉科では急性上気道炎、急性咽頭炎・急性咽喉頭炎、急性喉頭炎（声帯炎）・急性扁桃炎・扁桃周囲炎・扁桃周囲膿瘍・咽後膿瘍、気管炎・気管支炎などと診断される疾患の通称です。

症状としては、のどの痛み、鼻水、咳、頭痛、飲み込みにくさ、頚の腫れ発熱などが一般的ですが、中には眼の痛みや眼球充血、腹痛や嘔吐・下痢を伴うものもあります。

原因は、ウイルスや細菌の感染です。

治療：ウイルスの場合は、インフルエンザであればタミフルのような抗ウイルス薬を使うことが多いですが、他のウイルスでは解熱鎮痛剤などや咳止めの使用といった対症療法になります。

膿を伴った痰が出たり、細菌の感染やウイルスと細菌の重複感染を示唆する場合は、抗生物質も併用していきます。

眠くならない薬として、当院ではインフルエンザなどにも効果があるとされる漢方薬を積極的に処方していきます。