新宿耳鼻科

のどの病気

症状から

のどの痛み、咳、声がれ(嗄声)などの症状が急激に生じた場合は、いわゆる風邪にともなう場合が多いです。急性咽頭炎、急性喉頭炎(声帯炎)、急性咽喉頭炎、急性扁桃炎の場合があります。咳がひどかったり、気管から痰が吹き上がってきたりする場合は下気道疾患(いわゆる風邪がこじれた状態)となり酸素飽和度が下がったりしている場合は入院加療が必要な場合もあります。
急激にのどが痛くなり、唾も飲み込めないくらいの場合は、扁桃炎が悪化した扁桃周囲炎や扁桃周囲膿瘍、咽後膿瘍、また喉頭蓋の腫れがひどい場合は、気管切開など入院し外科的な処置が必要になる場合があります。

大声を出したり、長く歌ったりなど声帯を酷使し、声がれが長引いている場合は声帯結節や声帯ポリープの場合があります。
喫煙歴の長さや飲酒などとともに声がれが続く場合は、喉頭白斑症(声帯白斑)や喉頭がんの場合もあります。
喉の違和感が持続する場合、とくに喉頭がんなどのリスクが乏しい人の場合は、咽喉頭異常感症と言って特に治療が必要がない場合も多いのですが、逆流性食道炎やリスクのある方では耳鼻科的ながんの場合もありますので、お気軽にご受診下さい。
喉頭ファイバーにてしっかりと診断して参ります。検査料は3割負担にて2000円程度になります。
のどの疾患リスト